どうも、値下げを交渉されるとすぐ下げてしまう、しだゆう(@araShidayuuKi)です!
今日紹介する1冊はこちら↓↓
『自分を安売りするのは「いますぐ」やめなさい』岡崎かつひろ
本書は「安売りしてしまうことで、自分の魅力を下げてしまうデメリットを伝えるとともに、その解決策について」書かれた1冊です!
著者を簡単に紹介すると
- 株式会社DW代表取締役
- コンサルティング業・飲食店も経営
- 全国講師オーディションのファイナリスト
という経歴の持ち主です!
本書が著者としてのデビュー作、ということで今後の作品も期待できますね!
今回、本書から紹介する内容は、、
「本当はいますぐ結果が欲しい、、」
「でもなかなか結果がでない、どうしたらいいんだ、、」
と思い悩んでいる、そんな人に読んでもらいたい内容です!
とはいえ、すぐに結果が欲しい、と言っても継続できなければ意味がありません。
では、さっそく紹介していきます!
Contents
人生を豊かにする「種まき型」とは
あなたは、一日のためだけに生きたいですか?
それとも、一生のために生きたいですか?
多くの人は、一生のために生きたいと考えているはずです。
一日をなんとか生きていければいい、という考え方は遠い昔の話です。
恐竜がいた時代の生き方を想像してみてください。
1日を生きるために、その日の食料を獲りにいかなければいけません。
恐竜を仕留め、その肉を持ってくる、、そして家族にもわけあたえる。
その都度、「行動しなければいけないのが一日のためだけに生きる」という考え方です。
別の言い方をすると、短期的な視野をもつ、ということです。
本書では、この考え方を狩猟型(しゅりょうがた)という言葉で紹介しております。
それに対して、一生のために生きる、という考え方とはどういうものか。
それが今回紹介する「種まき型」の考え方です。
本書では農耕型(のうこうがた)とお伝えしております。
あえて「種まき」という言葉をつかったのには理由があります。
その理由は、「未来に種をまく」というイメージを持ちやすいと感じたからです。
この言葉のとおり、仕事においてや日頃の行動においても「未来に種をまいているのか?」と疑問を投げかけることで、人生を豊かにできるかどうか、が決まってきます。
そんな種まき型の3つの考え方を紹介いたします。
「種まき型」の3つの考え方
まず種まき型とは、その日のためではなく、一生を見すえた上で生きていく、という考え方です。
言葉を変えると、長期的な視野をもつ、ということです。
その時々の結果ではなく、全体的な結果として考えることができ、成功しているビジネスマンが持っている考え方といえます。
そんな考え方なら、ぜひとも知りたいですよね?
種まき型の3つの考え方はコチラ↓↓
- 目標は達成して「当たり前」と考える
- モチベーションで行動しない
- 「質より量」を大事にする
①目標は達成して「当たり前」と考えること
まずは「目標は達成して当たり前と考える」ということ。
そもそも人間は全員、目標達成の達人である、と本書では伝えています。
どういうことかというと、
ダイエットをしよう!と決めても、明日からでいいや、、と今日はダイエットをしないという目標を達成してしまう、というもの。
これはこれで目標達成してしまっていますよね、、w
要するに、まずは「目標は達成できないもの」と考えるのではなく、「目標は達成できるもの」と考える、ということです。
ネガティブな例を出しましたが、「達成できるかな?どうだろうかな?」と考えるのではなく、達成するのが当たり前だ!と前向きに考えることで達成できるんだ、という気持ちにすることが大切なのです。
②モチベーションで行動しない
つぎに大切な考え方として「モチベーションで行動しない」ということ。
理由としては、モチベーションとは「仕事をサボるための口実としてうまれた言葉だから」と本書では伝えています。
モチベーションが上がらないから仕事をしたくない、作業したくない、、という言葉はよく聞きます。
とりあえず理由はわからないけど、やる気が出ないからやりたくない、というのが本音でしょう。
やりたくないことをしているから、やる気が出ないのではないでしょうか?
やりたいことをしている、もしくは、やり遂げたいと思っていることをしていれば、モチベーションなんて言葉はそもそも出てこないはずです。
たとえとして、もし目の前に体長2メートルもの、ヒグマが現れたらどうでしょうか?
モチベーションが上がらないから、食われてもいいや、、とは思いませんよね?
何も考えずに、逃げ出すのではないでしょうか。
例としては極端かもしれませんが、そんな状況であればモチベーションどころの話じゃなく、本能的に逃げなきゃまずい!って思うはずです。
ですので、行動するときはモチベーションなんて考えないで行動すること。
それが本書でお伝えする2つ目の考え方です。
③「質より量」を大事にする
さいごに大切な考え方として「質より量を大事にする」ということ。
狩猟型の考え方の特徴として、量より質と考えがちである、と本書では伝えています。
営業販売を例にしてみますが、
欲しいと思っている人に、商品を買ってもらうのは実力ではなく偶然です。
この場合は、「狩猟型」でも「種まき型」でも買ってもらうことは可能です。
その逆に、欲しくないと思っていた人に、時間をかけて必要性を理解してもらうことで買ってもらうこと。
これが質より量を大事にした結果=種まき型の考え方といえます。
狩猟型の考え方は、欲しくないと思っている人には、「たとえ必要性があったとしても買ってもらえそうにないから、説明せずに次にいく」という考え方になるでしょう。
この両者には大きな違いがあります。
欲しいと思っている人が買うのは、「その商品が欲しい」と思っていたから買っただけです。
逆に最初は欲しくなかったけど、必要性を理解して買った場合は、その商品を知り合いにも必要なんじゃないか?と考えるキッカケにもなるわけです。
そうなると、どういう違いが出てくるか見えてきますよね。
短期的な視野の狩猟型であれば、偶然の1件を獲得できます。
ですが、長期的な視野の種まき型であれば、1件だけでなく時間をかけた分の1件も追加されます。
さらに、時間をかけて説明したお客様から「紹介したい人がいる」と、改めて契約が増える可能性すらあります。
目先の利益ばかりに目が眩んでしまうと、後から大変な思いをするのは目に見えています。
だからこそ、長期的な視野が大切であり、ここでいう「質より量」を大事にすることが大切なのです。
まとめ
『自分を安売りするのは「いますぐ」やめなさい』岡崎かつひろ
いかがでしたでしょうか??
以下はまとめとして
- 人生を豊かにする種まき型について
- 種まき型の3つの考え方につて
- ①目標は達成して当たり前と考えること
- ②モチベーションで行動しない
- ③質より量を大切にする
という内容でお送りいたしました。
本書は上記以外にも
- 安売りはあなたの価値を下げること
- 著者が実際にやっているプレゼンについて
- 人間関係をかえる必要性について
- 成功の山は、失敗のカタマリでできている
- 魅力ある人が大切にしている3つのこと
- やりたいことリストをつくる必要性について
- カンニングの大切さについて
などが書かれています。
魅力ある人には、魅力のある人があつまる。
魅力のない人には魅力のない人しか集まらない、ということを「花には蝶が集まり、うんこにはハエが集まる」という言葉をつかって紹介しています。
いかに立派な資格を取得したとしても、見せびらかして自慢しているようじゃウンコにしかなれません、、という話しです。
詳しくは本書にて紹介しておりますので、ぜひ手にとって読んでみてくださいね!
本書を別の切り口で書評しているブログもご紹介します!!
毎日1冊書評するブログ、柿田ピントさんの「かきぴりある。」です。
今回は「魅力的な人の条件について」書かれています!
めちゃくちゃ参考になりますので、ぜひ読んでみてください!