思考の書

【読書Lv.58】やっていますか?考える部下を育てる5つの方法。『自分の頭で考えて動く部下の育て方』


「せっかく部下ができたのに全然仕事ができなくて困っている。言ったことはできるけど、それ以上をしようとしない。そもそも何を考えているのかわからない。どう育てていいのかわからない。よい方法があれば知りたい。誰かおしえて!」

 

この記事は、そんな方へ向けて書いています。

こんにちは!
函館の漁師まちに住んでいる、愛読書は週刊少年ジャンプ。だけど毎日いろんな本を1日1冊読んで書評する、しだゆう(@araShidayuuKi)と申します。

今日紹介する1冊はこちら↓↓

『自分の頭で考えて動く部下の育て方 -上司一年生の教科書』篠原 信

 

本書は「部下が指示待ち人間にならないように、育てる方法」が書かれた1冊です。

言う通りにやれば仕事はできるけど、その後同じ仕事をやらせてもできない、という部下にさせないためにも、本書を読むことで適切な伝え方が学ぶことができます。

そんな本書からは、考える部下を育てる5つの方法について、お伝えしていきます。


それでは、さっそく紹介していきます!

考える部下を育てるとは

最近部下ができたけど、言われた通りにはやるけど、任せたところでできない。

教えようとすると不機嫌になり、やる気を見せない。

 

そんなお悩みを抱えていませんでしょうか?

そもそも考える部下とは、自分の頭で状況を分析し、一番良い方法を考え、行動する部下のことです。

会社内でそんな部下がいると、とても頼もしく、ある程度の仕事を任せられる存在であることは間違いありません。

ですが、新入社員を育てる上で、優秀な社員にそだてることは結構難しいものです。

そもそも何を考えているかがわからない、という時代の違いもあるとはいえ、手こずっているのではないでしょうか?

 

そんな考える部下を育てるための方法をお伝えします!

考える部下を育てる5つの方法

考える部下を育てる方法
  • ①全体像をまずは見せる
  • ②一気に教えようとしない
  • ③答えを与えない
  • ④仮説をたて、一緒に検証する
  • ⑤責任感を与える

①全体像をまずは見せる

仕事だけでなく全てに共通していえること、それが「全体像をまずは見せる」ということ。

プラモデルで言えば、完成形をまずはみてもらうということ

そうすると、顔の部分がどういう構造になっているのか?を知ることができます。

仕事でいうと、完成した状態を見せることで、必要な過程がある、ということが理解できます。

 

この全体像を理解をしてもらわないと、教えてもらった作業がなぜ必要なのか?が理解できないため、本当に合っているのか?と不安になってしまいます。

カレーを作る、ということがわかっているのと、わかっていないのとでは、野菜の切り方が変わるってもんです。

だからこそ、まずは細かいことから教えようとせずに、全体像を見せてあげる必要があるのです。

②一気に教えようとしない

どうしても仕事を教えようとすると、たくさんの作業を細かく教えてしまいがちです。

ですが、細かい作業ほどしっかりと記憶できずに、聞いても忘れてしまう状態になってしまいます。

だからこそ、一気に教えようとせずに、まずは全体像を見せることからはじめ、大まかな部分から教えてあげる必要があるのです。

 

そもそも一気に教えてメモさせたとしても、上司側としてはしっかりと伝えたつもり、なだけであり、教えられた側にしてみたらただ言われただけ、という解釈の違いが発生します。

そうなってしまうと、上司からの「伝えたよね?」という問いに対し、「いいえ、聞いていません」という返答になってしまうのです。

だからこそ、一気に伝えようとせずに、まずは全体を見て理解してもらい、それに関連したことを伝える必要があるといえます。

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③答えを与えない


どうしても部下に教えようとすると、すぐに答えを与えてしまう、というのが現状です。

ですが、答えだけを与えられても、その解き方がわからなければ理解できません

なぜならば、どうしてその答えになるのか?という疑問が解消されていないからです。

 

この疑問が解消されないと、いくら答えがわかっていたとしても理解できないのです。

学生時代に数学の試験があったとして、カンニングをして答えがわかったとしても、なぜその答えになるのか、がわからなければ意味がないのと一緒です。

記憶に関しても、答えだけを記憶したところで、何の記憶なのかがわからずに、結局忘れてしまうのです。

 

記憶させるためにも、その解き方を理解し、答えを導くことで記憶できるようになります

だからこそ、答えを与えないことが、自らで考える部下を育てる方法といえます。

④仮説をたて、一緒に検証する

仕事において、有利に作業をすすめる方法の一つに「仮説思考」というものがあります。

仮説思考というのは、仮の結論をつくり、その結論を立証できるかどうかを試す思考法のことです。

 

たとえとして、目の前にジャガイモ・ニンジン・タマネギが置かれているとします。

この野菜を仕込まなければいけないのですが、何を作るのかを知らない、とします。

この材料をみて、1つの仮説をたてます。

この材料なら、、カレーかシチューかな?

これが仮説思考です。

 

近くに誰もいないのであれば、この段階では立証することはできませんが、こうやって思考することで仮説思考は養われます。

仕事でコピーを取る作業にしても、「20部印刷してくれ」と頼まれた場合、「偉い人たちの会議で使われるかもしれない」という仮説をたてることで、しっかりと整ったコピーをしなくてはいけない、と考えることができるというもの。

 

この仮説思考が身についていないと、コピーしたはいいがダメ出しされ、再度コピーをし直さなければいけなくなります。

だからこそ、仮説をたて、検証することは、仮説思考を部下が身につけるキッカケになり、考えられる部下になるのです。

 

「コピーして!」と伝えるだけで、部下が自分で何人いるか?をチェックするようになり、同時にどうコピーすればいいのか、がわかってきます。

そうなれば、後は部下がしっかりとやってくれるため、優秀な部下に育ったと言えます。

⑤責任感を与える

まだ入社しても間もないからという理由で、仕事を任せない人が多いのも実情です。

まだまだヒヨッコだから不安、という気持ちもわかります。

ですが、仕事を任せられることで責任感が生まれます。

そうなると、部下が信頼してくれた、と思うようになり、頑張る意欲が湧いてきます。

だからこそ、責任感を与える意味を込めて、仕事を任せる必要があるのです。

 

ただし、まだまだ理解不足だな、と感じる仕事を任せてはいけません

なぜなら、失敗を恐れるクセがついてしまい、仕事に消極的になってしまうからです。

部下とはいえ、まだ理解不足であるという自覚はあります

理解不足なのに、仕事を任されては「失敗しろ!」と言われているのと同じことです。

 

自らの決断と行動で失敗する分には成長につながりますが、上司から渡される失敗は反感を買うだけです。

ですので、理解不十分の状態で仕事を任せないようにしましょう。

仮説思考・答えを与えないことが、考える部下を育てる方法である

1つの仮説を立てて、その仮説を一緒になって立証できるか確認することで、自らで考え、行動できる部下を育てることにつながります

そして、答えを与えないことは、自分で考えて行動することで答えを見つけ、その過程が記憶としても定着する。

そうすると、難しい仕事だとしても、自分で考えることができ、必要ならばアドバイスを求められるスキルが身につきます

 

そんな部下がいたら、すごく助かりますよね。

上司の育て方次第で、そんな部下は育てられるのです!

ぜひ試してみてください!

まとめとして

『自分の頭で考えて動く部下の育て方 -上司一年生の教科書』篠原 信
いかがでしたでしょうか??

以下はまとめとして

  • 考える部下を育てるとは
  • 考える部下を育てる5つの方法
  • ①全体像をまずは見せる
  • ②一気に教えようとしない
  • ③答えを与えない
  • ④仮説をたて、一緒に検証する
  • ⑤責任感を与える
  • 仮説思考・答えを与えないことが、考える部下を育てる方法である

という内容でお送りいたしました。

 

本書は上記以外にも

  • 部下の叱り方にはポイントがある
  • かの諸葛孔明が招いた惨事について
  • 指示待ち人間の製造方法について
  • 上司の非常識な六訓
  • 自分がやった方が早いを辞めるべき理由
  • 部下に格差をつけてはいけない理由
  • やる気を失うものを徹底的に排除すべき理由

などが書かれています。

 

自分が社会人時代に経験した、良いこと悪いことを思い出すきっかけになる1冊でした。

良い上司がどんな人だったか、嫌な上司がどんな人だったか、を改めて考えることこそが、考える部下を育てる近道のように感じます。

良い上司には認められたい、と思うからこそ、頑張って成果を上げようとします。

ですが、嫌な上司には認められると仕事を増やされるだろうから、認められたくない、と考えてしまうものです。

 

だからこそ、まず人として認められる上司であること、が大切だと気付かされました。

仕事においての伝え方の具体例もたくさんありますので、詳しくは本書を読んでみてください!

しだゆう
しだゆう
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
ちゃんば
ちゃんば
上司って大変よね。けど会社だと当たり前に起こることだから、理解しといて損はないね!
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shidayuu
元バンドマンで読書・書評をしている函館在住32歳、しだゆうと申します! このブログでは主に読書した内容を元に、「ヒラメキを発信する」をテーマとして毎日更新しています。 書評をメインに、たまに元バンドマンの知識を発信していきます! あなたの役に立てる記事を書いていきます!