努力している姿を人には見られたくない、恥ずかしい、、なんて思っていませんか?
もしくは努力している姿を、バカにされたことはありませんか??
努力を笑うものは、自分で努力ができない人です。
あなたが「あなたの努力」を否定してはいけません!
そんなことを気づかせてくれる、今日の1冊はこちら↓↓
『天才とは努力をつづけられる人のことであり、それには方法論がある』山口 真由
こんにちは、しだゆう(@araShidayuuKi)です!
本書は「努力を始めるきっかけ、つづけるための習慣、最後まで成しとげるための『努力』の方法論やノウハウ」が書かれた1冊です。
著者を簡単に紹介すると
- 東大法学部を首席で卒業
- 財務省の元官僚であり弁護士
- テレビでコメンテーターとして出演
という方です!
実際にテレビで見たこともあるんじゃないでしょうか?
山口真由オフィシャルブログより引用
まさにインテリ系という言葉にふさわしい、魅力ある方ですね!
今回、本書から紹介する内容は、、
「自分が天才にはなれないから、あきらめている、、」
「努力したところで、バカにされるだけだからやりたくない、、」
と思い悩んでいる、そんな人に読んでもらいたい内容です!
とはいえ、努力したところで天才にかなうわけがない、と思いますよね?
逆に「天才に負けないためには、努力しかない」と聞いたらどうでしょう。
それでは、さっそく紹介していきます!
東大生=天才の集まり、は大間違いである
東大生ときくと、めちゃくちゃ頭が良くって、才能がある人たち、というイメージを持ちますよね?
私もそう思っておりました。
頭が良いというのは間違いないでしょう!
ですが才能がある人、という部分はどうでしょう?
才能に関しては、だれしもが平等に持っているものだと考えられます。
東大生じゃないと、音楽を作れない、ということはあり得ません。
私のような一般人ですら、音楽を作ることはできます。
でもどうして東大生ときくと、頭が良くって才能がある人、というイメージになってしまうのか?
それは努力の量を才能に置き換えてしまっているから、です。
東大に入るためには相当な努力が必要です。
時間が許すかぎり、勉強に費やしたからこそ、入学できるのです。
言いかえれば、東大生=天才(才能ある人)ではなく、
東大生=努力の天才、であるといえます。
本書の著者である、山口真由さんは東大法学部を首席で卒業した人です。
学生時代は「ガリ勉」というあだ名までつけられていた、と本書では伝えています。
でもそれくらい努力の量があったからこそ、今があるといえます。
努力は目標達成するためのもの
努力を否定されることって、実はよくあります。
ひどい人であれば、「無駄な努力」なんて言葉を浴びせてくるでしょう。
ですが、目標があるから努力をしていますよね?
何のために努力をしているのか?がはっきりしていないのであれば、はっきりさせる必要があります。
なぜなら、はっきりした目標がないと否定された瞬間に努力することをやめてしまうからです。
目標が明確であればあるほど、否定されたとしても「達成するために必要なことなんだ!」と胸を張って言い返せるのです。
人それぞれ目標は違いますが、それが高ければ高いほど努力が必要になります。
たとえバカにされたとしても、その目標にむかってやり続けることが重要なのです。
バカにする人もいれば、その逆に応援してくれる人だっています!
著者は「努力はまわりに見せること」の良い点も解説しており
「努力を見せることで、たとえ達成できなかったとしても評価がついてくる。そういう場合もある。」
と伝えております。
テレビの番組の中で、頑張っている姿をみて「もう少しだ、頑張れ〜!」と応援した経験はありますよね?
達成できなかったとしてもよくやったなぁ、と感動した経験は私にもあります。
挑戦する際はぜひ周りにも伝えてみましょう。
読書は理解よりもページめくりが重要
本書での読書のポイントは、じっくり読むよりも理解しようとせずに7回ながして読むこと、と伝えています。
その理由として、1度で理解しようとすると、読むのに時間がかかるだけでなく、必要以上に頭をつかって疲れるだけになってしまう、からです。
本を読む際の著者の見解として
一読しても頭に入ってこないことのほうが、私も多いです。なんとなくこんなことが書いてあった、ということが抽象的にわかる程度です。
と伝えているのをみて、私は衝撃を受けました。
なぜ衝撃をうけたかというと、自分にも同じ感覚があったからです。
正直嬉しい気持ちになりましたねw
つまり頭が良い人=1回で全部理解できる、というわけではないということです。
理解を意識せずに、とりあえず7回めくり続けると、文章に慣れて理解が深まる、とのこと。
そしてその際は、ボールペンやマーカーで印をつけたりはしない、とのこと。
脳への負担を徹底的に軽くすることで、読書が楽なものになる、と伝えています。
じっくりと本を読んでいる方には驚かれる内容かもしれませんが、これが東大を首席で卒業した著者の読書法です。
もうすこし詳しく知りたい方は、本書を手に取ってみるか、過去記事にて速読の技術について書いておりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

天才かどうかを確認する簡単な方法
本書で紹介している内容ではないのですが、天才かどうかを確認する方法をお教えします。
自分が天才であるか、を確かめたい!という場合のみ参考にしていただければと思います。
それ以外の方は飛ばして読み進めてください。
1つだけ質問します。
自分には才能があるんだろうか?と考えたことがありますか?
A.そんなこと考えたことないよ!という方であれば「天才」である可能性があります!
持つべき才能を、ぜひ人の役に立つことに使ってください!
A.才能があるんだろうか?と考えたことがある。と答えてくれた方は、残念ながら「天才」ではありません。
なぜならば、才能があるのだろうか?と考えた時点で天才ではないから、です。
天才はそんなことを考えずとも、実行して成果を上げています。
考えてしまった時点で才能はないのだから、あとは努力で補っていくしかありません。
個人的な持論ではありますが、「天才」なんてそもそもいないんじゃないかな?って思います。
その理由として、あの天才発明家としても有名なエジソンですら、「700回もの失敗を経験している」からです。
ではなぜ天才と呼ばれているのか、、
エジソンは700回失敗したけど、そこで諦めずに挑戦を続けたからこそ、偉大な発明ができたんだと考えられます。
つまり、諦めない才能がある、ということです。
諦めずに可能性を信じて、それに真剣に向き合っていく。
何回失敗しようとも、あきらめずに挑戦する。
だから結果としての成功があるということです。
まとめとして
『天才とは努力をつづけられる人のことであり、それには方法論がある』山口 真由
いかがでしたでしょうか??
以下はまとめとして
- 東大生=天才の集まり、は大間違いである
- 努力は目標達成するためのもの
- 読書は理解よりもページめくりが重要
- 天才かどうかを確認する簡単な方法
という内容でお送りいたしました。
本書は上記以外にも
- 不得意分野の努力はしない理由
- まずは天才じゃない自分に気づくこと
- 努力を始めるための方法論について
- 環境をかえるメリットについて
- 道具はひとつにこだわること
などが書かれています。
努力の天才だからこそ、努力することの大切さだったり、どうすれば続けられるか、のノウハウをいっぱい知っています!
もっと深く知りたい方はぜひ本書を手に取ってみてください。