どうも、頭の中がモヤモヤしている、しだゆう(@araShidayuuKi)です!
今日紹介する1冊はこちらです↓↓
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』苫米地 英人
著者を簡単に紹介すると
- 認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)
- 計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)
- カーネギーメロン大学博士、etc
という脳科学だけじゃなく、人工知能の研究をしていた方でもあります!
(すごすぎて1周回ってよくわからない肩書きかもしれませんねw)
同じ著者が出版した「年収が10倍になる速読トレーニング」という本に関しても、当ブログにて紹介しておりますので以下記事も参考にしてみてください↓↓
今日、本書から紹介する内容は、
「いつもイライラしてて困っている、、」
「でもどうにかしたいと思っている、、」
「自分は悪くないのに、なんで怒られるんだろう、、」
とため息がもれでている、そんなあなたに読んでいただきたい内容となっております。
とはいえ、イライラを根本から解決する方法なんて、あるなら早いとこ実践したい、というのが本音でしょう。
ではどうすればイライラを根本から解決できるのか、、
それでは、さっそく紹介していきます!
「感情」というゴミを捨てる、という考え方
イライラを解決するために必要な考え方とは、
感情という名のゴミを捨てる、ということです。
その方法は、、
ゴール(目的・目標)を持つことである。
と本書では伝えています。
そもそも感情とは、
- 良いときは気持ちよくコトを進めることができ、スムーズに物事を解決できる。
- ですが、悪いときは全然おもい通りにいかなくなり、解決するのに時間だけが無駄にかかるという悪循環が生まれる。
本書では、全ての感情を「娯楽」と考えること、としています。
娯楽とは、あってもよいが必要でないもの、を意味します。
感情を利用しようとすると、良いときと悪いときのバランスが定まらないため、仕事においてもプライベートにおいても影響を与えてしまいます。
ですので、「振り回されても、意味のない感情に振り回されるな」ということなのです。
「意味のある感情」は存分に利用すること
ただし、全ての感情を捨てる必要はありません。
ゴールに意味のある感情のみ許してよい、とするのです。
どういうことか、というと、、
ゴールに向かって挑戦したが、満足できる結果がでず悔しさやイライラという感情が生まれた、という場合にかぎり許してもよいということ
ゴールに向かっている時の感情は良くも悪くも、味わってモチベーションとして使うということですね!
まとめると、、
- ゴールに無意味な感情は捨てる!
- ゴールに意味のある感情だけを味わう!
ということになります!
イライラをコントロールする方法
そもそもイライラする原因を考えたことがありますでしょうか?
自分がなぜイライラしているのか?と自問自答してみる、というのが本書では最初の一歩であると伝えております。
そのことを「止観」という言葉で伝えております。
止観とは、自分の感情の動きを止めて観るということ。
イライラした原因の元をたどり、はっきりさせることでイライラのコントロールができる、ということ。
イライラの原因は必ずあります。
ですが漠然と考えるだけではっきりとした原因というのは見えてきません。
掘り下げて考えなければ、本当のイライラの原因を把握することができません。
ですので、そのイライラの原因を明確にすることで、原因の根本を理解することができます。
理解できれば対処法も必ずあるので、イライラを鎮めることができる、ということになります。
木を見て森を見ず、ということわざがあるように
今イライラしている原因を理解するためにも、自分を客観的に観察する、という視点を持つ意識が必要と言えます。
感情に振り回され、ぶつけられる例として
あなたに、理不尽に怒られた経験はないだろうか??
そもそも理不尽とは、「物事の筋が通らないこと」を意味しています。
納得できない理由で怒りをかう時ほど、馬鹿らしくやってられない、、と思うことは多々あります。
私自身も、過去に社用車を駐車スペースに停めたら、石がタイヤにつき刺さりパンクしたことで、上司に激怒された経験を持っておりますw
「自分には責任がない」からこそ怒られた理由が納得できず、イライラ・モヤモヤするものです。
ですが、この感情こそ、ゴールをもっていれば捨てるべき感情と言えます!
なんで怒られなきゃいかんのじゃ??あほかっ!
だけど、自分の仕事のゴールとは関係ないから、落ち込む必要は100%ないな!忘れよう!
と考えればいいのですw
理不尽に怒られた場合の対処法は、「その感情はゴールに意味があるか?」という基準で考えるようになれば、今までとは違った考え方ができるのではないでしょうか?
まとめとして
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』苫米地 英人
いかがでしたでしょうか??
以下はまとめとして
- 感情というゴミを捨てる、という考え方について
- ゴールに意味のある感情は利用するということについて
- イライラをコントロールする方法について
- 感情に振り回され、ぶつけられる例について
本書は上記以外にも
- 頭のゴミを捨てることのメリットについて
- 感情をコントロールするゴールの設定について
- 自分のモノサシの作り方について
- 「未来が過去をつくる」考え方について
- なりたい自分になるための方法について
- 会社を辞める方法について
などが書かれています。
頭のゴミを捨てることとは、新しい自分を見つけることでもあるということ。
今のままではダメだよな、、って考え悩んでいる人が近くにいたら、この本を間違いなくススメます!
余談ですが、うちの妻はよくイライラしているので、本書を買ってプレゼントする予定ですw
本書を別の切り口で書評しているブログもご紹介します!!
毎日1冊書評するブログ、柿田ピントさんの「かきぴりある。」です。
めちゃくちゃ参考になる記事なので、ぜひ読んでみてください!
【目次】
Step.1 イライラ、怒り、嫉妬… 生産性を下げる「感情のゴミ」を捨てる
Step.2 満たされなさと焦燥感… 「他人のモノサシ」というゴミを捨てる
Step.3 変わりたいけど変われない… 「これまでの自分」というゴミを捨てる
Step.4 自分に自信が持てない… 「マイナスの自己イメージ」というゴミを捨てる
Step.5 「なりたい自分」になるために まずは「我慢」というゴミを捨てる
Step.6 やりたいことが分からない… 「自分中心」というゴミを捨てる
Step.7 失敗するのが怖い… 「恐怖」というゴミを捨てる
Step.8 「論理へのとらわれ」というゴミを捨て「ひらめき脳」を手に入れる