※この記事は、私の実体験であり、バンドにおけるドラムの大切さを書いた記事となります。ドラマーを探している、ドラムを叩けるようになりたい、そんなあなたの力になれる記事となっております。
はじめまして、札幌でLox.というバンドを結成し、ボーカルとして活躍していた、あの頃はホントにチャラかった(見た目だけ)、しだゆう(@araShidayuuKi)と申しますw
私がバンドをやってた時の事を、まだ1記事も書いていなかった!!という事実に気づいたので書き記そうと思います!
その時代の音源に関してもこちらに貼り付けてみました!(※音量注意!!)
Disire(デモ版) / LOX.
もし感想なんていただけたら、嬉しすぎて漏らすかもしれないので、送らないでくださいねw
それではタイトルにもありますように、【ドラムは超大事!】バンドマンあるある「ドラマーが抜けると死活問題説」と題しているので、そのことについて話す前に、結論を伝えます!
Contents
ドラマーが抜けると死活問題説とは
- バンドとして機能しなくなる
- 募集するにしてもドラマー人口が少ないため、なかなか集まらない
- その間ライブ活動ができなくなる=活動停止=死活問題
ドラマーが抜けてしまうと、負のサイクルに陥ってしまうため、余儀なく解散をせまられる、という訳なのです。
ちなみにヴォーカルやギターは、実はめちゃくちゃ簡単に見つかりますw
しかしベースから難易度がグッと上がり、ドラムってなると難易度はさらに上昇します。
仮に知り合いにドラマーがいたとしても、少しの間だけサポートで入ってくれ!とお願いしたとしても中々厳しいというのも現状です。。
なぜならば、ドラム人口が少ないということは、そのドラマーがサポートとして入っているバンドもあるため、覚える楽曲が複数になることで、より大変な思いをするからです。
しかも、ドラムはバンドの中心であるリズム隊の要(かなめ)なので、最低でもベーシストとのスタジオ練習が欠かせません。
ただでさえ忙しいのに、その合間をぬって別のバンドとの練習にも参加しないといけないのです。
だからこそ、ドラマーがいない問題は深刻なのです。。
ドラムとベースがリズム隊の要である、というのはやっている人でなければわからないものです。
そんなバンドの生命線である理由についてや、それぞれのパートの役割について、お伝えしていきます。
バンドの生命線はリズム体であるベースとドラム
バンドの構成について
ドラマーが抜けると死活問題だ、、という話をしてましたが、そもそものバンドの構成についてざっくりお伝えしたいと思います。
- ①Vocal(ヴォーカリスト)
- ②Guitar(ギタリスト)
- ③Bass(ベーシスト)
- ④Drum(ドラマー)
ヴォーカリストとは
まずみなさんご存知のバンドの顔となる存在で、1番聴くし1番目立つ部分となるのがVocal(ヴォーカル)・歌い手ですね!
ライブだと邪魔くさいくらい目にはいってきますし、CDであれば一番印象に残るパートなので、一番の花形です!
ギタリストとは
Vocalの次に目立ち、存在感をあらわすパートがGuitar(ギター)・ギタリストですね!
ライブでもギターソロなんかでは目立ちますし、CDでもよく聴こえてくるパートですので、Vocalに次いでの花形と言えます!
基本的には6弦の楽器で音楽の装飾として奏でるパートなので、Web業界で例えるとCSSの部分、といえるでしょう。
6限に限らず7弦ギター、12弦ギターなどなど、種類も豊富です。
ベーシストとは
どちらかというと目立たないパートではありますが、ドラムと同様にリズムを刻む重要なパートこそが、Bass(ベース)・ベーシストですね!
ドラム同様リズム隊の一つで、低音を響かせてリズムを保つという役割を担っており、この低音というのは、女性の子宮に響くと言われ、女性がベーシストのことを好きになる、、なんていう話もよくありました。
ベースは基本的には4弦の楽器で一本一本の弦が太いです。
ただし4弦だけに限らず、5弦ベース、6弦ベースなどの種類もありますが、低音・リズム隊という役割は変わりません!
Web業界で例えるとHTMLの部分という事で、骨格として重宝されます。
ドラマーとは
ステージ上では一番後ろのため、動きでは目立つ事はできないですが、バンドサウンドの根幹である、リズム体の要こそが、Drum(ドラム)・ドラマーですね!
いくらイケメンのヴォーカルやギタリストがいたとしても、このドラムがリズムをしっかり刻まないバンドは聴くに耐えない音楽となってしまい、聴きづらい音楽はすぐ誰も聴いてくれなくなるくらい、重要なパートです。
そしてどのパートよりも一番体力の消耗が激しいため、体力のないドラムはすぐリズムが狂ってしまうので日々の体力トレーニングは必須といえます。
Web業界で例えると、ベース同様HTMLの部分として、サウンドの骨格となります。
バンドの基本構成としては上記の4パートにわかれますが、プラスでKeyboard(キーボーディスト)が追加されていたり、もう一人ギターが追加されたりと、バンドのジャンルによっても様々ですので一概に4人という訳ではございません。
ヴォーカルがギターを弾きながら歌う、というスタイルも多々あります!
私の札幌時代は、「LOX.」という名のミクスチャーバンド、のヴォーカルとして活動しておりました。
ミクスチャーバンドという言葉が聴きなれない人のために簡単に説明いたしますが、ミクスチャーとはその名の通り、ジャンルを混ぜ合わせたという意味であり、LOX.はハードロックとポップスを融合させたバンド、というコンセプトのもと活動しておりました。
LOX.に関しては、以下の記事を参照いただければと思います。
そもそもベースとドラム人口が少ない問題
死活問題となる理由としては、そもそもベースとドラムの人口が少ないという問題が挙げられます!
ベースよりもドラム人口の方が圧倒的に少なく、花形ではないため、そもそもやろうと思う人が少ないという問題があります。
ヴォーカル > ギター > ベース > ドラム
バンドをやっていると、ドラムの重要性というのは身にしみて感じますし、ドラムがいないとバンドは成り立たないほどの存在感なのですが、なかなか汗を垂らしながらひたすらドラムを叩いてくれる強者は少ないのが実情なのです。
なぜドラムを叩く人間が少ないのか
- ドラム叩くのは想像以上に疲れる&結構むずかしい
- 花形ではないため、そもそもやろうと思わない
- 格好いいが、ステージ上では目立てない
- ドラム機材自体がそもそも高額だし、場所をとる
- 大人になると仕事があり練習する時間がない
などなどの理由が挙げられます
中学生や高校生の頃であれば、吹奏楽部に1人はドラマーがいたと思いますが、ドラム叩く事自体が意外と格好いいなぁ、という印象があったと思うんです!
「俺も叩いてみたいなぁ〜」という思いは、誰しも抱いたのではないでしょうか?
しかも簡単そうだし、ただ叩いているだけでしょ?的な。
スティックだけ持ってやってみると想像通り簡単で、これなら俺でもできるぜ!なんて思うと思うんです。
ですが、第一関門として、右足バスドラム問題が発生します!
上記の写真に掲載されているのは、左からハイハット・スネアドラム・バスドラムの三種類ですが、この右のバスドラムが初心者には強烈にできない印象をうえつけるのです。
右足バスドラム問題の攻略法は
バスドラムとは、基本的には右足でペダルを踏んで低音域の出るバスドラムを叩くものなのです。
右手でハイハットを刻みつつ、左手でスネアドラムを叩く。そして右足でバスドラムを叩く(踏む)という作業を繰り返します。
右手左手は割と誰でも簡単にできるのですが、そこに右足の作業が加わるとどうでしょう…
初めての場合、誰もがぎこちなく、右手か左手のリズムと同時に動いてしまいます。
とはいえ解決方法がないわけではありません!
この右足バスドラム問題の解決・攻略方法としては、ただ一つあります!
ただ練習を繰り返すのみ
の一言につきます。。
解決策という解決策ではありませんが、
ですが、これはほんとうに練習を繰りかえし、手と足を動かし続けるしかありません。
正直なところ、練習を1日中やって、寝て起きてから再度やってみると、なんとなーくですが、顔を引きつりながらもできるようになっているものなのです。
私も初めてドラムを叩いた時は、足はまったく使い物になりませんでしたが、練習して練習して寝た次の日には、基本の形としてのリズムを奏でることができました!
もちろんそこから色々なテクニックだったり、回し方が出てくるのですが、一定のリズムを叩けるようになるってだけでも、感動できます!
顔を引きつりながら、、っていうのは次第に取れてきますw
このバスドラム問題に関しては、ホント練習あるのみ!です!
ドラムの買うにあたっての③つの問題
例として、吹奏楽部のドラムを叩かせてもらって、手も足もできるようになったところで、「ドラムって一体どれくらいで買えるのか?」という疑問が浮かんできます。
ドラムを購入する場合には、3つの問題が出てきます!
- ①ドラムの購入費用問題
- ②ドラムを設置する場所問題
- ③ドラムは叩くと、とてつもなくうるさい問題
第①の問題、ドラムの購入費用問題
ドラムセットの現在の相場だと、安いものを探してみましたがそれでも4万円〜って感じです
お小遣いをためれば買えますけどね、、なかなか即決できる金額でもないというのが正直なところですね。
ドラムの購入費用問題をクリアしたとして、、、何も考えずに買ってしまった場合に次に襲いかかってくる問題があります。
それが次の、②ドラムを設置する場所問題です。
第③の問題、ドラムを設置する場所問題

感覚的に言えば、ドラムセットを設置する際、2畳ほどのスペースが必要になります。自分の部屋があったとして、6畳や8畳とかもっと広い部屋を与えらている裕福な方であればスペース的な問題はありませんが、、、
私みたいな貧民にはそんなスペースも、買う余裕もありません、、
2畳ほどのスペースが取られるということは、買った後から邪魔くさいから片付けて!ってなるのも想像つきます。
ですが、運良く2つの問題をクリアしたとしても、ここで一番重要である第③の問題点がでてきます!
第③の問題、ドラムは叩くととてつもなくうるさい問題

これは一番やりがちな買ってから気づく大きな落とし穴の一つです!
「ドラムはうるさい、、なんて当たり前の話だろうが!」と思ったかもしれませんが、意外と当たり前なことって気づきにくいものなんです。
普段ドラムにふれる機会っていうのは、スタジオだったり、学校だったり、知り合いの自宅だったりします。
すでにドラムを設置している場所というのは、基本的にこの叩くととてつもなくうるさい問題をクリアしているため、うるさいのが当たり前の環境として練習することができます。
その環境である事が自然であるかのように思えてしまい、買ってから気づくのですが、アパートやマンションであれば、間違いなくクレームがきます!!
怒涛のいきおいで、クレームが殺到します。
夜になんて叩いてからってもの、下手したら警察を呼ぶ人だっています!
たとえ両親が買った持ち家だったとしても、おじいちゃんやおばあちゃんの部屋まで振動が響き、真面目に練習すればするほど、家が揺れまくりますw
ですので、自分がどのような環境で生活しているのか、をよく理解してから買う必要があります!
ドラムセットを買う場合は、この3つの問題をクリアしなくては、買ったはいいがすぐに売りに出すハメになってしまうので、買う前の参考として考えていただければと思います。
番外編:それでもドラムの練習がしたい場合
「それでもドラムが欲しい!練習がしたい!!」という強い意志のある方には、電子ドラムをオススメします!
電子ドラムとは、楽器としてのドラムではなく、樹脂性のパットを叩くことで、イヤホンから音がでて、ドラムの楽器音を確認できる機材です。
イヤホンをつけない場合だと、ポコポコという音しかなりません。
とはいえ、本格的なイメージを養いたい場合は、ヘッドホンを差込口にさし、ヘッドホンを装着して叩くと、リアル音源が出るようになります。
音が出るようになると、本物であれ電子ドラムであれ、テンションはあがります!
金額もドラムセットよりはお手頃になりますし、自宅やアパートで使用する際にはクレームにならずにすみます!
ただし、このまま地べたにおいてやると、バスドラムやハイハットを踏む際に振動が床に伝わるので、できれば厚めのマットを引いてから設置することをオススメします!
ドラムを叩き続ける事は疲れますが、一種の筋トレの一つとしてやるのもありだと思っているので、個人的にはドラムダイエットという、新しいダイエット法も電子ドラムを買ったら提唱したいと考えておりますw
ドラマーが少ない理由のまとめとして
- ライブで目立てない、見えない
- ドラムが一番体力的にきつい
- 初期のバスドラムで挫折しやすい
- ドラム機材を買う費用問題
- 練習する場所・家のスペースの問題
- 練習場所の騒音の問題
- だけどバンドでは必要不可欠の超重要パートである!
ドラマーになるには、それ相応の条件をクリアしていないとなれないので、ドラマーはめちゃくちゃ貴重なのだ!という事がまずは言いたいっ!
ドラム人口が少なくては、バンドマンの未来も絶望的といったところなので、私のブログを読んで、ドラムをやってみたい!なんていう強者が育つことを願っています!
そして函館近郊でドラムがいなくて困っている、という方がいたら、サポートドラマーとしても活動できるよう、ダイエットをかねてガチな練習をしようと思っています。
ランドセルおじさんや、Macbookおじさんがいるように、電子ドラムおじさんに私はなりたいw
夢あるバンドマンを、私は応援しております!!
元バンドマンとして、、夢半ばで諦めたものとして、、夢を追い続ける人たちを全力で応援します!!
参考になるかはわかりませんが、興味があればいつでも連絡いただければと思います!
ご気軽にTwitter(@araShidayuuKi)にてDMいただければと思います。
読んでいただき、誠にありがとうございました!